友人の子供が通う小学校で学芸会があるとのことで、さっそく行ってみました。
出し物は「アラウンド・ザ・ワールド」
子供たちが気球に乗って世界を旅し、いくつかの国を紹介するというものでした。
パンフレットを開いてみると、いくつかの国の中に
日本「ジャパニーズガールズ」という項目が。
さて、子供たちが何をやるのか。
子供たちがステージに現れました。
ステージは後半にさしかかり、ジャパニーズガールズの出番。
日本の紹介内容は、
日本人はお箸でご飯を食べるのが好き。
着物と呼ばれるガウンを着ている。
日本はアジアに位置する。
そしてジャパニーズガールズに扮した子供たちがステージで傘を持って静かな踊りをはじめます。
BGMスタート「雨、雨、降れ、降れ、母さんが~」
しかし、この衣装はどう見ても日本の着物ではないです・・・
チャイナタウンで売っているような服・・・
他に紹介していた国々についても、その国の伝統を紹介したいという意図は読み取れるのですが、どうもステレオタイプの紹介の仕方。
私とパートナーは、しばらくステージについて意見交換をしていました。
子供たちは、大人が教えた通りの素晴らしいパフォーマンスをしていましたし、とても誇り高い頑張りを見せてくれました。ただ、大人は子供に正しい情報を教えてあげるべきですよね。日本人も、海外の文化を教育現場やメディアで取り上げる際、誤解や間違いがないように扱ってほしいと願わずにはいられませんでした。
2009年10月30日金曜日
2009年10月22日木曜日
対策が必要
太陽が強いケープタウン。
住んでいるマンションの目の前のマーケットでは、観光客の人が興味深そうに品々を眺めています。
とても暑いので、一枚でさらりと着れるかわいい柄のワンピースなど、私も目を留めてしまいます。
最近、出かけるときは、日本から持参した日傘とサングラスを身につけているのですが、なぜが、街で日傘を使っているのは私だけ。
そういえば、日焼け止めクリームは売っていても、日焼け防止用の日傘や帽子は見かけません。
ロンドンにいた頃は、短い夏を楽しむために、浴びれる太陽は浴びていたのですが、ここケープタウンでは対策が必要な私です。
しかしながら、毎年電気代を値上げすると発表した南アフリカ政府。
この太陽や風など、自然エネルギーを使って発電でもできるシステムが早く出来ればどんなにいいか。と思ってしまいます。
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住んでいるマンションの目の前のマーケットでは、観光客の人が興味深そうに品々を眺めています。
とても暑いので、一枚でさらりと着れるかわいい柄のワンピースなど、私も目を留めてしまいます。
最近、出かけるときは、日本から持参した日傘とサングラスを身につけているのですが、なぜが、街で日傘を使っているのは私だけ。
そういえば、日焼け止めクリームは売っていても、日焼け防止用の日傘や帽子は見かけません。
ロンドンにいた頃は、短い夏を楽しむために、浴びれる太陽は浴びていたのですが、ここケープタウンでは対策が必要な私です。
しかしながら、毎年電気代を値上げすると発表した南アフリカ政府。
この太陽や風など、自然エネルギーを使って発電でもできるシステムが早く出来ればどんなにいいか。と思ってしまいます。
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2009年10月19日月曜日
苦しい生活の中にも
昨日、お出かけのためにミニバスタクシーに乗りました。
ミニバスは、ドライバーとドアマンの2人体制で運行しています。
バスに乗ると「あなた日本人ですか?」とドアマンの男性から質問が。
とても上手な日本語で話しかけてくれて、しばらく彼と会話をしていました。
彼がなぜ日本語を知っているのか尋ねると、日本が南アフリカ産のマグロをケープタウンから大量輸入していた時代、彼のお父様は、日本のマグロ漁船の団体さんを連れて、彼らの観光を担当していたそうで、
幼なかった彼は、そばで彼らの話す日本語を聞いたり、お父さんから教えてもらって言葉を覚えていったのだそうです。
「いつか日本を見てみたい」そう語る彼。
この国の貧富の差はとても激しく、裕福な層の人しか簡単に海外旅行に行けないのが現実ですが、
「とても高いけど、日本に行ってみたい」と語る彼の夢がいつか叶いますように。
そして、夢を持つ自由な心と、それを現実にする可能性が、苦しい生活をしている多くの人たちの間に広がりますように。
と感じるケープタウンの姿と歴史がここにあります。
ミニバスは、ドライバーとドアマンの2人体制で運行しています。
バスに乗ると「あなた日本人ですか?」とドアマンの男性から質問が。
とても上手な日本語で話しかけてくれて、しばらく彼と会話をしていました。
彼がなぜ日本語を知っているのか尋ねると、日本が南アフリカ産のマグロをケープタウンから大量輸入していた時代、彼のお父様は、日本のマグロ漁船の団体さんを連れて、彼らの観光を担当していたそうで、
幼なかった彼は、そばで彼らの話す日本語を聞いたり、お父さんから教えてもらって言葉を覚えていったのだそうです。
「いつか日本を見てみたい」そう語る彼。
この国の貧富の差はとても激しく、裕福な層の人しか簡単に海外旅行に行けないのが現実ですが、
「とても高いけど、日本に行ってみたい」と語る彼の夢がいつか叶いますように。
そして、夢を持つ自由な心と、それを現実にする可能性が、苦しい生活をしている多くの人たちの間に広がりますように。
と感じるケープタウンの姿と歴史がここにあります。
2009年10月13日火曜日
サービスについて
インターネットのニュース。
今の時代、インターネットは話題をチェックするのに必要不可欠です。
ロンドンに住んでいたころは「英国ニュースダイジェスト」「週刊ジャーニー」などといった、毎週発行されるフリーペーパーがあり、情報収集の一つとして読んだりもしていましたが、ケープタウンに住む日本人の数や日系のお店の数は、ロンドンに比べてだいぶ少ないですから、フリーペーパーを発行しても、広告収入が得られず意味がないのかもしれません。
そんな中、日本大使館、領事館がメールマガジンを発行するとの連絡メールがありました。
今の南アフリカと日本に関する情報が定期的に届くようになる。
これはとても助かるサービスです。
早速届いた情報の中に、11月6日から日本映画「おくりびと」がこちらのシネマコンプレックスで上映されるとありました。
個人的に、日本=寿司 というだけでなく、南アフリカに住む人が、日本や日本人に少しでも興味を持つきっかけになればうれしいです。
また、ケープタウンで目にするものの中には、日本に住んでいる人が好きになりそうな興味深いものが結構あります。
日本に住んでいる人が南アフリカの文化を日本流に楽しんだり、
日本の文化を南アフリカの人がカジュアルに楽しんだり、
そういうことをお手伝いできるようなビジネスをしてみたいと考えています。
今の時代、インターネットは話題をチェックするのに必要不可欠です。
ロンドンに住んでいたころは「英国ニュースダイジェスト」「週刊ジャーニー」などといった、毎週発行されるフリーペーパーがあり、情報収集の一つとして読んだりもしていましたが、ケープタウンに住む日本人の数や日系のお店の数は、ロンドンに比べてだいぶ少ないですから、フリーペーパーを発行しても、広告収入が得られず意味がないのかもしれません。
そんな中、日本大使館、領事館がメールマガジンを発行するとの連絡メールがありました。
今の南アフリカと日本に関する情報が定期的に届くようになる。
これはとても助かるサービスです。
早速届いた情報の中に、11月6日から日本映画「おくりびと」がこちらのシネマコンプレックスで上映されるとありました。
個人的に、日本=寿司 というだけでなく、南アフリカに住む人が、日本や日本人に少しでも興味を持つきっかけになればうれしいです。
また、ケープタウンで目にするものの中には、日本に住んでいる人が好きになりそうな興味深いものが結構あります。
日本に住んでいる人が南アフリカの文化を日本流に楽しんだり、
日本の文化を南アフリカの人がカジュアルに楽しんだり、
そういうことをお手伝いできるようなビジネスをしてみたいと考えています。
2009年10月7日水曜日
世界文化遺産を訪ねて
ケープタウンから西方向に14キロ。ここに海に浮かぶロベン島という島があります。
1999年12月、ユネスコの世界文化遺産に登録されたこの島は、
約30年間の、南アフリカの 人種差別×平等社会の戦いの歴史が刻まれています。
船に乗って30分。島に到着し、ツアーバスに乗り込みます。
このバスのツアーガイドによって、英語で島について語られてゆきます。
ロベン島は、アパルトヘイト時代に反政府運動を行う人たちを収容するための牢獄として使用されていました。島に連れてこられた当時の政治犯たちというのは、人種差別を行う南アフリカの政府が恐れを抱いた反政府主義の黒人の人たちです。
島の中には、大きな石灰畑があり、収容されていた人たちは、ここの石灰を掘る作業を強いられました。
※石灰が体内入ると健康に害を及ぼします。
島に建つ牢獄の建築作業は、収容されていた人たちの手で1年かけて建てられたそうです。
1994年大統領に選ばれたネルソン・マンデラ氏が収容されていた場所を案内してくれました。
とてもひんやりしています。
ブランケット一枚だけで、寒い季節も乗り越えなければなりませんでした。
家族との面会は厳しく限られ、手紙のやり取りも全て看守がコントロールしていました。
そんな中、収容されていた人たち、新しく島に送られてきた人たち(彼らは別々のエリアに収容されていました)の間で、情報が書かれたメモをやり取りするなどの政治的情報の交換が行われていたそうです。
今、国でどんなことが起こっているのか、これから国を変えるにはどうしたらいいのか・・・
人々は、限られた環境で、改革のために力をつけていったのだそうです。
語りつくせないほどのストーリーを持った世界文化遺産ロベン島。
きっと何か感じることができるはずです。
Robben Island Museum
入場料
18歳以上 R180
18歳未満 R 90
出発時間 V&A ウォーターフロントより
9:00, 11:00, 13:00, 15:00
事前予約 ※お勧めです。
Tel: 021 413 4233
Fax: 021 418 3736
Email: rimbookings@robben-island.org.za
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1999年12月、ユネスコの世界文化遺産に登録されたこの島は、
約30年間の、南アフリカの 人種差別×平等社会の戦いの歴史が刻まれています。
船に乗って30分。島に到着し、ツアーバスに乗り込みます。
このバスのツアーガイドによって、英語で島について語られてゆきます。
ロベン島は、アパルトヘイト時代に反政府運動を行う人たちを収容するための牢獄として使用されていました。島に連れてこられた当時の政治犯たちというのは、人種差別を行う南アフリカの政府が恐れを抱いた反政府主義の黒人の人たちです。
島の中には、大きな石灰畑があり、収容されていた人たちは、ここの石灰を掘る作業を強いられました。
※石灰が体内入ると健康に害を及ぼします。
島に建つ牢獄の建築作業は、収容されていた人たちの手で1年かけて建てられたそうです。
1994年大統領に選ばれたネルソン・マンデラ氏が収容されていた場所を案内してくれました。
とてもひんやりしています。
ブランケット一枚だけで、寒い季節も乗り越えなければなりませんでした。
家族との面会は厳しく限られ、手紙のやり取りも全て看守がコントロールしていました。
そんな中、収容されていた人たち、新しく島に送られてきた人たち(彼らは別々のエリアに収容されていました)の間で、情報が書かれたメモをやり取りするなどの政治的情報の交換が行われていたそうです。
今、国でどんなことが起こっているのか、これから国を変えるにはどうしたらいいのか・・・
人々は、限られた環境で、改革のために力をつけていったのだそうです。
語りつくせないほどのストーリーを持った世界文化遺産ロベン島。
きっと何か感じることができるはずです。
Robben Island Museum
入場料
18歳以上 R180
18歳未満 R 90
出発時間 V&A ウォーターフロントより
9:00, 11:00, 13:00, 15:00
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