2012年1月30日月曜日

「福島原発事故から考える 命 これからの暮らし・エネルギー」 に行ってきました。

1月29日に行われた「福島原発事故から考える 命 これからの暮らし・エネルギー」という講演会に行ってきました。

日本に54基もの原子力発電所が建てられた真相について、外部被曝と内部被曝を最小限に抑えるために、どのような取り組みをしていくべきか、など、安斎育郎先生のから具体的に話を聞くことができました。

福島の原発1号機から4号機まで、手をつけられるようになるのに、50年以上かかると彼は言っていました。そして、事故でない理由で使用停止した原発でさえ、手をつけられるようになるのに、16年(茨城県東海村の原発の例)の年月がかかるとのことでした。

原子力発電を止めたとしても、子孫は残された「死の灰」と共に生きてゆかなければならないし、その処理をしなければならないのです。

安斎先生は、これからの時代は、原子力を勉強する人は減ってゆくだろうと言っていました。しかし、私たち、次の世代、その次の世代が原子力について知識を持たなければ、のちに大変なことが起こってしまいます。

福島の事故、原子力発電、放射性物質などの知識を深められるように、学校教育も変えていった方が良いのではないか、と感じました。