2010年11月1日月曜日

やっとチャレンジ

ケープタウンのシンボルであるテーブルマウンテンの隣に、「ライオンズヘッド」と呼ばれる高さ669メートルの山があります。
ライオンの頭のような形をしていることから、この名前が付けられています。
長い間、ライオンズヘッドの登山にチャレンジをしようと思っていたので、よく晴れた日曜日を選んで行ってきました。

スタート地点は、なだらかで、お花や眺めを楽しみながらハイキングができますが、頂上に行くに従って、このように大きな岩が増えてきます。


青い海を眺めながら、頑張って登り続けます。



ゆっくりペースで登って、頂上まで約1時間半で到着。
子供も、お父さんの背中におんぶされて、無事に頂上に着きました。(この子にとっては初めての登山経験!)




頂上では、60代の男性が、「私も子供をおんぶして3回この山に登ったよ。」と言っていました。
ここからの眺めは、写真の通りとても素晴らしいです。
3回、子供をおんぶして登りたかった理由が分かる気がしました。

2010年10月19日火曜日

「地球ラジオ」

NHKラジオで放送されている「地球ラジオ」という番組に出演させていただきます。
地球ラジオは、日本にいながら、世界の様子を見たり聞いたりできる面白い番組です。ぜひ聞いてみてください。
海外からもインターネットで聴くことができます。
ぜひ番組ホームページにアクセスしてみてください。

放送日: 10月23日(土)午後5:05~
Web: http://www.nhk.or.jp/gr

2010年10月17日日曜日

メッセージ


久しぶりにシーポイントのプロムナードを散歩していたところ、「Stop the killing in Japan, help nature fight back! 」とメッセージが書かれていました。
イルカ猟に対するプロテストで、「日本の(イルカ)殺ろしをやめて。自然が復活するのを助けよう!」というメッセージです。
日本でも自然保護や動物保護への関心が一般化し、世界の人と意見交換できるとといいですね。

2010年10月14日木曜日

ミックス

だいぶ昔のことなのですが、日本で国際結婚がテーマのテレビ番組を見ていました。
日本人女性とフランス人男性のご夫婦と、その子供たちがインタビューに答えていたのですが、その中で、長男の子が「僕はハーフでなくて、ダブルなんです。」と言っていました。
日本人と外国人の間に生まれた子を「ハーフ」と表現するのが、当たり前だった当時の私は、それを聞いて自分が恥ずかしくなりました。

2003年にロンドンで生活を始め、いろいろな国籍の人と出会ったことで、日本の一歩遅れた言葉の表現に、何度か気がつかされてきたのですが、子供を産んでから、さらに使う言葉に気を使うようになりました。

最近、日本が英語教育に力を入れているという情報をよく聞きます。
これから先10年は、もっと生活の中に英語が入ってくるようになるでしょう。
そのことで、ルーツや意味をあまり考えずに使っていた「カタカナ表現」が見直されてくるとともに、もっと国際色豊かな日本へと移り変わるのかもしれません。

2010年10月7日木曜日

リラックス


10月に入り、初夏のようなケープタウン。
カンパニーズガーデンにて、テーブルマウンテンをバックに、子供とエクササイズをしています。
我が家では、「子供が小さいうちは、ベビーカーは使用せず、抱いて子育てをしよう。」と決めたので、買い物、お散歩、どこでも子供を抱いて移動をしています。
5ヶ月半で、平均以上の身長体重のわが子。そのため、ママの肩、首、腰はだいぶ疲れています。
こうやって、公園の芝生の上でストレッチをしている時が、気分転換とエクササイズの時間でもあり、リラックスできる時間です。
また、子供にとっても、たくさんの緑や公園の動物たちに触れ合いながら、心と体を発達できる大切な時間です。

2010年9月24日金曜日

My Cape Town Weekend


今日9月24日は、Heritage Day というバンクホリデーです。
3連休になる今週末は、My Cape Town Weekend というイベントが行われており、ケープタウンを思いっきり楽しめる期間になっています。

カンパニーズガーデンでは、博物館、プラネタリウム、ナショナルギャラリーは、入場料が無料になったり、特別な催しが企画されています。また、野外ではフリーライブが行われています。
このイベントに合わせて、いくつかのカフェやレストランでも、特別サービスがあるようです。
詳しくは、こちらをどうぞご覧ください。

ここ数日のぐずついた天気だったのですが、
今日はよく晴れて、多くの人たちがリラックスした午後を楽しんでいました。

2010年9月14日火曜日

St James にて


夏が近づいてきているケープタウン。
天気が良かった週末、ビーチを求めて St James へ行きました。
ここには、砂浜と岩場のビーチがあります。
岩場のビーチでくつろいでいると、ラッキーなことにクジラが水面からヒレを出して泳いでいる姿に遭遇。とても気持ちよさそうでした。
(カメラに抑えることができず残念…次の機会には写真を撮ります。)

もうすぐ5か月を迎える子供も、水で遊んだり、日光浴をしたりして楽しんでいました。

St Jamesは、ケープタウン駅から電車で45分。
電車賃は、往復19ランドでした。

2010年8月31日火曜日

Be myself

自分は何者なのか?
その答えは、人それぞれでしょう。

先日、友人と子供について話をしていました。

友人には義理の息子がいます。彼は、インド人とドイツ人の間に生まれた子です。
ダークスキンで、黒いストレートの髪の毛、大きな綺麗な目をしていて、顔立ちは穏やかで、賢そうな子です。

彼はドイツ人学校に通っているそうで、周りの生徒の多くが、ブロンドに白い肌をしているそうです。

話によれば、ある日、クラスの子が「お前は、ズール族なの?」と彼に言ったそうです。
彼の顔立ちは、どう見てもそうは見えないのですが、その子は、彼がダークスキンで、周りの子と肌の色が異なるので馬鹿にしたようです。

自分の持って生まれたものを馬鹿にされるのは、とても傷つきます。
こんな時、親は子供に何と言ってあげるべきでしょうか。


以前、南アフリカのアパルトヘイト時代を描いた「Skin」という映画を観ました。
ホワイト、カラード、ブラック
人の肌の色によってランク分けをし、差別する様子、その制度に縛られ、肌の色によって優劣をつけるのを当たり前とする当時の人々の様子が描かれていました。

アパルトヘイトが終わって十数年の南アフリカ。
南アフリカは、未だに、肌の色をベースに良し悪しをつける人が多いな、と感じることがあります。
多くの人が南アフリカの平和的改善を願っている一方、差別意識を持った人たちが、自分たちの子供にそのような考え方を植え付けていたら、いつまでたっても問題の解決口が見つからないはずです。

また、イギリスではカラードという表現は侮蔑とされているのにもかかわらず、ここでは普通にこの言葉が使用されています。なんだか、問題意識の深さや観点に違いがあるな? と感じずにいられないのが正直なところです。


私の子供は、アフリカンブリティッシュの父と日本人の母を持ち、南アフリカ生まれ。これから、どこで生活をしても「なに人ですか?」とか「どこ出身ですか?」とか、将来 色々な質問をされる人間になるでしょう。
そして、その答えは一言で答えられるほどシンプルではありません。

人は、外見で判断したり、国籍や人種などによって人をカテゴリー付けしようとします。
また、そのカテゴリーに入ることによって、安心感を得る人も多いでしょう。

しかし、それは真のその人の姿でしょうか?

友人の子供の話を聞いて、これからの子供たちについて考えました。

十人十色という言葉がありますが、「自分の観念、自身の美しさ、自分らしさ」に誇りを持って、「私は私であれ」で生きていって欲しい。そう思いました。

2010年8月20日金曜日

結婚について

結婚の方法は、カップルによって様々でしょう。
海外挙式や国際結婚となると、日本とは方式が変わってくるので、どのようにしようかさらに悩むものです。

先日、友人と結婚式について話すことがありました。

ボツワナ人の女性とドイツ人の男性なのですが、ケープタウン在住のため、南アフリカ方式で婚姻を行ったそうです。
神父さん、新郎新婦、証人2名で、お庭で式を行い、その後キャンプスベイで食事。そして後日、船上で友人を招いたパーティーを開いたとのことで、とてもいいものだったそうです。

だいぶ前のことですが、私たちの場合も南アフリカ方式で婚姻を行い、シンプルで私たちらしい式を挙げました。
自宅でやろうと思っていたのですが、「私たちの店でやったら?」と、お店を経営している友人からオファーされ、そこで行うことに。
神父さん、新郎新婦、友人夫婦、そしてお店のスタッフたち(大切な仲間でもあります)だけが立ち会い、南アフリカ製のドレスを着て式を挙げました。
神父さんが詩を選んで読んでくれたのですが、とても美しく、愛情あふれるものでした。

結婚にはこだわらない私たちでしたが、手作り感のある個性的な結婚式をしたことで、やってよかったな、と思っています。

※南アフリカ方式で婚姻した場合、Home Affairs から発行された marriage certificate を受け取り、その他必要書類を揃えた後、在ケープタウン日本領事館にて婚姻届を提出することになります。
日本の戸籍上での婚姻日は、領事館に書類を提出した日付となるので、日にちにこだわりがある場合は、注意したほうがよいでしょう。

※神父さんは、南アフリカ政府が認定している必要があります。事前にインタビューをし、信仰や挙式方法などについて話をします。

working together

先日、何年かぶりに風邪にかかってしまい、マスクをしながら生活をしていました。
「生後4か月の赤ちゃんの子育て中なのに、困ったな。」と思っていたのですが、「母親が病気になれば、母乳を通して赤ちゃんにも抗体が入るから、安心して。」と友人から励まされ、普段通り、常に子供と過ごしていました。

たった一日だけ、とても辛い日があり、どうしてもしっかりした睡眠を取らなければならない夜がありました。

夜11時に赤ちゃんが先に眠り始め、「明け方にミルクを与えないと。」と思いながら、私も眠りにつきました。しかし、夜が明けて、赤ちゃんが空腹を知らせたのは朝9時。
この時に限って、この子は10時間 一回も起きることなく寝続けてくれたのです。

これはまさに奇跡?
ではなく、きっと赤ちゃんにはこのようなセンス(感じ取る力)があるのだろう。と最近感じずにはいられません。

子供は観察力が優れているし、人の目をしっかり見つめ、心を読み取ろうとします。
ですので、人が抱えている不安や、人が持っている自信など、敏感に察することができる優秀な生き物なんだろうな、と思うのです。

子育てと言いながらも、親が子供を育てるだけでなく、ママやダダは、赤ちゃんが必要なことを理解しようとし、赤ちゃんは、ママやダダが必要なことを理解しようと、共同作業をしているのだ、と改めて感じさせられる今日この頃です。

2010年8月13日金曜日

ベビーショッピング

Green Point にある Kids Emporium というお店に行ってきました。南アフリカブランドのベビーグッズが揃っていて、いいお店だな、と思いました。
商品の値段は安くはありませんが、長く使うもの、毎日使うものを買うにはいいと思います。
Green Point 以外にもブランチがありますので、ベビー用品を探していらっしゃる方、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
ウェブサイト: http://www.kidsemporium.co.za

また、友人とベビー服について話をしていたところ、Claremont にある Pick n Pay clothing を勧められました。まず woolworth でベビー服を探すというのが私の習慣だったのですが、友人曰く、質の割には高い。と意見を言われました。確かに、洗濯すると色落ちが目立つな、とは思っていたのですが…
近い内に pick n pay clothing に行って、値段や品質をチェックしてみようと思います。

2010年8月11日水曜日

Turkish baths on long street

子供が4か月になる前に、スイミングプールで泳がせようと、ロングストリートの トルコ式バス というところに行ってきました。

ここは室内プールになっていて、大人用25メートルプールの横に、子供用のプールがあります。私とパートナーで交代に抱きながら、赤ちゃんを泳がせてみたところ、うつ伏せと仰向けで30分ほど泳ぎを楽しむことができました。
今回は、第一回目ということもあり、顔を水面に出した状態のみで終わりにしました。

スウェーデンでの研究によれば、生後4から12カ月の赤ちゃん21人に水中潜りをさせたところ、21人全員が、水を飲み込んだり、喉を詰まらせたりすることなく、もう一度水に潜りたがったそう。参照
様子を見ながら、次は子供にも潜らせてみたいです。

赤ちゃんスイミングの情報や注意事項は、こちらを参考にしました。

注意として、
1.ミルクは1時間前に済ませておくこと
2.水温は31C以上であること
3.スイミングは45以内にしてあげること 
また、プールから上がった後、赤ちゃんの体が冷えないように、ブランケットがあるとよいでしょう。

Turkish Baths
料金 大人1人R11
オープン 朝7時~夜7時

産後のエクササイズにもいいので、週3回ほど通えたらと思います。

2010年8月8日日曜日

Woman's day

南アフリカでは、8月9日は Woman's day です。
ということで、ここケープタウンでもいくつかイベントが行われます。
Camps Bay では寒中水泳が行われるようで、チャレンジャーは朝9時にビーチに集合となります。
また、シティーセンターからの5キロコースのウォーキングイベントも開催されるそうで、Woman's day にちなみ、男性参加者は女性の格好をしての参加が義務付けられているとのことです。その他、ミュージアムでは、女性の入場料が無料になるなど、いくつかの催しが予定されています。
ケープタウンに住んでいる方、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

2010年8月2日月曜日

thula @ Moullie Point

子供が3ヵ月を迎え、身長と体重を計ってもらいにクリニックへ行きました。
Moullie Point にある thula baby centre (Mon-Thu Tel; 072 548 8506)

1カ月検診の時は、近所ということもあり、クリスチャンバーナードホスピタルにある Dr.Sol Zieff のところで行いましたが、今回行った thula のほうが、赤ちゃんに対してフレンドリーで雰囲気も良かったです。
カウンセリングと身体測定を行ってくれた Nurse & Midwife のヘザーさんは、2児の母でもあるので赤ちゃんの扱いも上手で、両親の意見も尊重してくれる人でした。

また、3児の母でナースでもある友人が、お勧めの医師を教えてくれました。
※何かあった時のために
Dr. Yakout (Tel: 021 424 5615)
私はまだ訪ねたことはないので評価はできませんが、もしドクターが必要になったら電話をしてみようと思います。


家では、成長の記念に手形と足形にチャレンジしました。子供の初めての作品です。

2010年7月27日火曜日

琥珀のパワー

子供用の琥珀ネックレスを購入しました。
琥珀には、免疫力を高め、不快感を和らげる働きがあるそうで、ヨーロッパでは、昔からヒーリングのために使用されてきたそうです。
生後3カ月は、少しずつ歯ぐきがムズムズしてくる時期。
このネックレスが、どんな効果を表してくれるか楽しみです。

2010年7月26日月曜日

情報を知る

週末、Baby Indaba というエキシビションに行ってきました。
これは、育児に関するグループ団体や、教育関連会社、ベビー用品会社が展示をしている、南アフリカで毎年行われているイベントです。

母乳育児のサポート団体のブースで足を止めると、女性が話しかけてくれました。
お子さんが5人いらっしゃるとのことで、ベテランお母様です。
そこで、母乳の話以外に、予防接種のことも聞いてみました。
話を聞くと、「子供には予防接種は受けさせない」というのが彼女の主義だそうで、自然療法やホメオパシーによって、子供達は、百日咳やおたふく風邪などを治したとのことでした。
「私は、自分の子供のために子育てしているのであって、集団のために子育てはしていないの。」と語る彼女に、同感を覚えました。
私の場合は、集団生活と無縁の赤ちゃんに、なぜ予防接種をしなくてはならないの?という疑問が常に付きまとっています。

また、以前ブログで書いたVaccine Awareness Networkに問い合わせをしたところ、リサーチ内容がまとめられている本とリーフレットを自宅に郵送してくれました。
そこには、母乳育児の重要性(母乳には癌細胞をやつけるパワーがあるというドクターの研究結果も載っていました。)、予防接種についてが書かれていました。
日本の自然育児サイト↓ http://www.1happymama.com/sizenikuji/yobousesyu.html にも意見が書かれていますので、子育て中の方、自然育児に興味のある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか?

色々な情報を知った上で、子供に何をしてあげるのかしっかり選択してあげるのが一番ですよね:)

2010年7月18日日曜日

92nd birthday


今日はネルソン・マンデラ元大統領のお誕生日です。今年で92歳になられるとのこと。
ケープタウンのシティーセンターでは、彼のお誕生日を祝って16日~19日の間フェスティバルが開かれており、彼のお誕生日である18日はフリーコンサートが行われていました。

2010年7月16日金曜日

映画で感じる「南アフリカ」 


先日、映画「Tsotsi」(監督:ギャヴィン・フッド / 南アフリカ共和国ヨハネスブルグ出身)を見ました。
主人公、はヨハネスブルグのソウェト(South Western Townships)に住むギャングの若者です。

2005年に公開された映画ということで、1994年にネルソン・マンデラ氏が南アフリカの大統領になってから約10年後の様子が描かれています。
政治が白人から黒人へと引き渡された1994年ですが、経済力はどうか?というと、殆どは白人によって握られているのが実情です。
映画の中でも描かれていますが、タウンシップには多くの人が住み、電気や水道が十分にない生活をしています。
そして、夢を持てない生活の中で、ギャングになり、犯罪を犯し、殺人さえも行う生き方を選ぶ若者も多くいます。

映画は、そんな若者が、生後数か月の赤ちゃんを通して自分と向き合うことになり、「生きること」を考え始めるというとてもいい映画でした。
まだこの映画を見ていないという方、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

2010年7月10日土曜日

必要なもの

先日、友人の家で夕食をし、家まで車で送ってもらいました。
夜9時のケープタウン。
スタジアムに静かに灯るライト。
後部座席から夜の街を眺めていると、私のパートナーが話し始めました。
「こうしていると、子供の頃を思い出す。夜、親戚のうちから帰る時、母親が運転する車に乗って、外を眺めていたっけ。」
そして、話は子供の頃の記憶から、子供の幸せへと移っていきました。

友人には5歳と2歳と生後6か月の子供がいるのですが、その5歳の子が、「一番幸せだった時は?」との質問に、「夜、ママが運転する車に乗って、空港までパパを迎えに行く時。」と答えたそうです。

友人のパートナーは、海外出張や国内出張が多く、ヨハネスからケープタウンへは夜便で戻ることが多いため、彼女はよく、子供たちを連れて、空港まで迎えに行くのだそうです。そんな時、その子は、ブランケットに包まれて、夜景を見ながら空港までの時間を過ごしているそうです。
大人にとっては何気ないことが、子供にとってワクワクしたり、心地よかったり、嬉しい幸せな時間なんですね:)

「いくら豪華でも、いくら贅沢でも、それでは満たされない。子供に必要なものは、愛なんだ。」と友人は言いましたが、その通りだと思います。
子供に必要なもの=人間に必要なもの。All you need is Love ♪ ビートルズも歌っているように:)

2010年7月3日土曜日

信じられない・・・

ガーナ VS ウルグアイ。
私がサポートするのはガーナチーム「ブラックスターズ」。

試合が進むにつれガーナムードになり、なんと、ウルグアイのハンドボールで最後のペナルティーキックのチャンスを得たガーナ!

だったのに、ゴールを外してしまった…

最高のチャンスを外した時点で、ガーナチームにネガティブな、そしてウルグアイチームにポジティブな雰囲気が。

PK戦の末、ガーナは敗退。

多くの人が失望する結果でした。
私も残念…

2010年6月29日火曜日

アフリカ大陸から唯一

韓国が敗退した後、アジアで唯一、ベスト8入りのチャンスを残していた日本チーム。
パラグアイ戦で惜しくもPK負けという結果は、とても残念です。

さて、このワールドカップ、どこが次に進むのでしょう?

初のアフリカ大陸でのワールドカップ。
私としては、唯一アフリカからベスト8入りを果たしたガーナに優勝してもらいたいです。

がんばれガーナ!

2010年6月28日月曜日

spiritual & natural

ケープタウンでナチュラルバースの助産をしている Marianne Littlejohn さんのウェブサイト(英文)です。
彼女と一緒にお産を行ったことで、子供の人生を静かに美しくスタートすることができました。
妊娠、出産、赤ちゃんの誕生 etc・・・これらのスピリチュアルな世界に興味のある方、ぜひ読んでみてください。
http://www.spiritualbirth.net/

サポート

この秋、「うまれる」という映画が公開されます。(シネスイッチ銀座)
このブログを通して、少しでもサポートできたらと思い、今回ご紹介をいたしました。
詳しくは、下記ウェブサイトをご覧ください。
http://www.umareru.jp/

2010年6月25日金曜日

HONDA の時代

6月24日20:30キックオフのデンマークVS日本。
3点目が入った時、デンマーク人の友人からこんなテキストメッセージが携帯に入りました。
「HONDA's TIME」
このワールドカップで見せている彼の才能に、世界の多くの人が感動しています。
次のゲームも楽しみですね!
日本チームのいいプレーに期待が高まります。

2010年6月16日水曜日

レインボー

6月16日は、Youth day (ユースデイ)という国民の休日です。
昔は Soweto day (ソウェトデー)と呼ばれていました。

南アフリカには、アパルトヘイトの負の遺産と表現される「バンツー教育法」という法律がありました。
白人のための教育と黒人のための教育を分ける差別教育です。
目的は、
1.低賃金で資本主義経済に奉仕する半熟練労働者を供給するため。
2.白人が優秀で黒人が劣等であるとするアパルトヘイト体制を、自然に受け入れるように子どもを社会化するため。

これにより、黒人は経済的、政治的自立を達成するために必要な知識や技能を育成する機会を与えられませんでした。

アフリカーンスという言語の義務付けが始まった後の1975年、学生による反対運動がさかんになりました。
自分たちの言語の他に、英語、さらにアフリカーンスを押し付けられた南アフリカの先住民族。
アフリカーンスの義務教育化は、貧しい教育と教育施設しか与えられなかった当時の黒人学生たちにとって理不尽なのは明らかです。
1976年6月16日、ソウェトから20000人以上の学生達が反対運動の行進を始めました。警察は、暴力によりこの学生たちを抑えつけ、結果、およそ700人の学生たちが死亡したそうです。

今日は6月16日。レインボーネーションといわれる南アフリカ。
アパルトヘイトの影響は消えることはありません。レインボーの7色が豊かに織り合って、一枚の美しい絵を彩る日が早く来ますように。

2010年6月12日土曜日

ケープタウンの熱気

南アフリカ代表チーム「バファナバファナ」。
11日のオープニングマッチではとてもいいプレーが炸裂していました。
後半でメキシコに点を取られ、引き分けという結果に終わりましたが、得点できそうなゴールミスが3回ほどあったので、それらが得点になっていれば、結果は南アフリカの勝利になったはず。実力がかなり高く思えたので、今後の試合が楽しみです。
サポーターたちの熱気も高く、街の中心のロングストリートでは、大勢のファンがTシャツ姿に旗を持って練歩いていました。スクリーンで試合を上映しているカフェやレストランも多く、街全体でバファナを応援しています。

地元新聞の全面も、もちろんワールドカップです。

2010年6月11日金曜日

街の雰囲気

いよいよ2010ワールドカップ開幕です。

オープニングマッチは、南アフリカ VS メキシコ 
場所:ヨハネスブルグ
時間:16:00 キックオフ

そして、ここケープタウンでも本日試合が行われます。
フランス VS ウルグアイ 20:30 キックオフです。

街には、ブブゼラという長いラッパを吹く人たちがたくさん。
賑やかなロングストリートに住んでいるので、常にこの音が聞こえてきます。
昨夜は、キックオフコンサートが ケープタウンの大通り、Adderley Street で行われ、夜中まで盛り上がっていました。

アフリカ大陸初のワールドカップ。みんな盛り上がっています!
まるで、日本でJリーグが開幕した時のような雰囲気です。

2010年6月7日月曜日

be natural

3週間前に子供が受けたBCG。
こちらは、腕に赤い跡が残っていますが、熱などは出ず、健康状態に問題はありませんでした。

そして先週、生後6週間の赤ちゃんが受ける予防接種に連れて行きました。
ワクチンは、DPT(ジフテリア,百日咳,破傷風)とB型肝炎、PV(肺炎球菌)、ポリオの4種類。

日本で予防接種を当たり前のように受けていた私は、副作用に出会ったことがなかったので、当然受けさせるのが親の義務だろうな、と考えていました。
しかし、最近になって、予防接種に少し疑問を持ち始めています。
というのも、どの病院のナースも、「生まれてすぐBCGの予防接種を受けさせないのは残酷だ。」「病気にかかったら、あなた、どうするの!」と、ワクチン接種=いいもの と信じている態度に心地悪さを感じていたからです。
インターネットでリサーチをしたところ、こちらのウェブサイトにたどり着きました。
http://www.vaccineriskawareness.com/
ワクチンはどのように作られているのか?というリンクをクリックすると、5人の子供を持つ母親(イギリス)がリサーチをした内容を読むことができます。
読んでみると、発がん性物質、動物の体内で育てられたバクテリアやウィルスや細菌など、ワクチンには、生まれたばかりの無垢な赤ちゃんの体内には入れたくないような物がたくさん含まれていると書いてありました。
また、実際に予防接種の対象にされている病気にかかる子供たちは極僅かで、子供たちの死亡率の減少の背景は、予防接種でなく、世の中が清潔な環境になったためであるとも書いてありました。

政府によって決められている予防接種。
ナチュラルな子育てをしたい私にとって、考えなければいけない課題が出来ました。
もし、同じ課題を考えている方がいらっしゃったら、ご意見やアドバイスを頂けたらと思います。

2010年6月5日土曜日

ほのぼの

午後のお散歩をしにカンパニーズガーデンにやってきました。
ここには綺麗な鳥たちが住んでいるのですが、その中でも目を引くのが、エジプシャングース。
ベージュの体、茶色の目の周りと羽根、ピンクの足。
なんとも優しいカラーコンビネーションです。

カンパニーズガーデンには、何組かのエジプシャングースのカップルが存在するのですが、その中の一組に子供たちができました。
いつも、母親が子供たちのそばで行動し、父親は、少し離れたところで家族を見守っています。

なんとも微笑ましい姿。散歩の途中、そっと足を止めて少しだけ観察させてもらっています。

2010年5月19日水曜日

不思議な気分

今日はとても良い天気。ちょうど一か月前も、今日のように太陽がサンサンとして良い日でした。
子供の一カ月検診のため、近所のベビークリニックに行きました。
ずっと家にこもっていたので、街を歩くと不思議な感じがします。なんだか違う場所に来たかのような・・・
友人が、「産後の外出は、裸で街を歩いている気がしたよ。」と言っていたのですが、まるでそんな感じでした。子供がお腹から出てきて、ママも生になったような。

検診は、健康状態は良好で、体重もちょうど1キロ増加との結果。
検査のために子供のオムツを取った途端、いきなりピーっとドクターに向かっておしっこを発射したのには穏やかだったドクターも少々あわてた様子でしたが、それ以外はパーフェクトに終わり、安心して帰宅しました。

ここでは、新生児は生後すぐにBCGとポリオドロップのワクチン接種を受けるように勧められます。というのも、日本に比べ南アフリカでは、結核患者のパーセンテージが高いからだそうです。日本では、現在、BCGは生後3カ月~6カ月の間に受けるのが基本だったはずです。
私たちの場合、せっかく一生懸命生まれてきた日に注射を打つのはストレスが強すぎるし、しばらくは外出はしないということで、最低1か月待ってから最初のワクチン接種に連れていくことに決めました。
明後日金曜日が予約の日。どうか副作用がありませんように・・・

2010年5月12日水曜日

愛用品


これはなんでしょう??
正解は、オーダーしていたコットンオムツ22枚が到着した日に、全てのオムツを一度手洗いし、お外で干している様子です。

現在生後3週間の我が子。
紙おむつは化学薬品が含まれているし、ゴミが増えてしまうので、出来るだけコットンおむつで育てたい。ということで、ケープタウンで作られているオーガニックのコットンシステムおむつを愛用しています。このおむつは、0か月からおむつが外れるまで使用できるということ。肌触りもデザインも気に入っているので、お出かけの時以外は、ぜひこれで子育てを頑張りたいです。

2か月年上の赤ちゃんがいるお友達によれば、香り付きのベビーオイルやジェルなどで、赤ちゃんのお肌が乾燥してしまったり、かぶれたりしているとのこと。
私は、香料が含まれているベビーオイルなどは避け、食品店で購入可能なグレープシードオイルを使ったり、沐浴の際には、一匙の重層とラベンダーのエッセンシャルオイル1滴をお湯に入れたりしています。
使っている石鹸は、ヤギのお乳とティーツリー&ラベンダーオイルから作られたナチュラルなものを使用。
そのおかげか、今のところはお肌のトラブルはなく、嬉しい限りです。

ここのところケープタウンは曇り空。
少しずつお外に出してあげられるように、早くいいお天気になってほしいです。

2010年5月2日日曜日

プラセンタカプセル

子供を出産して2週間。あっという間に時が過ぎてゆきました。

お世話になっているプライベートの助産婦さんマリアンヌが、出産前に言ってくれたことがあります。
「もし、出産直後に出血が多いようだったら、その場で胎盤を食べさせてあげるわね。」

昔の日本の習慣でもあるようですが、産後に母親が胎盤を食べるということが行われていたようです。
たくさんの栄養が詰まった臓器なので、スタミナをつけることができるのでしょう。
ちなみに、味や食感はレバ刺しみたいだそう。
私の場合、切ったり縫ったりなども無く、出血もそこまで多くなかったので、胎盤を食べる機会はありませんでした。

最近では、プラセンタ(胎盤)カプセルがサプリメントとして売られていますし、イングランドのフットボールチーム、リバプールのマネージャーも、怪我をした選手の回復に、プラセンタクリームを利用しているとのこと。

そこで私たちは、胎盤パワーを確かめようと、家で胎盤カプセルを作ることにしました。

作り方は、
1.胎盤をきれいに洗ってスライスし、生姜とレモンで味付けします。
2.胎盤を蒸します。
3.胎盤を小さな大きさにカットし、オーブンプレートに並べ、70度のオーブンで15時間ほど加熱し、乾燥させます。
4.乾燥してパリパリになった胎盤を、フードプロセッサーで粉末にします。
5.市販のゼラチンカプセルに粉末状の胎盤を入れます。

毎日一錠、健康のために飲んでいます。
お肌がツルツルになりますように・・・

2010年4月22日木曜日

ウォーターバース

(数日前の出来事です)

ついに待望の日がやってきました!
明け方に重い生理痛のようなものが2~3分間隔で起こり、トイレに行くと出血が・・・
それを見た時に、「ああ、今日が出産日だな」という直感がありました。

深呼吸をしたり、リビングルームを行ったり来たり歩きながら痛みを緩和している約1時間。
痛みは少しずつ強くなり、再度トイレに行き、座ってふんばったところ「シャッパッ」と破水の音。

お世話になっているプライベートの助産婦さんのマリアンヌにパートナーが電話をすると、(自分で電話できる状態でなかったので)
「30分以内に病院に行くので、すぐに病院に向かいなさい」との指示が。

病院は、ケープタウンの Mowbray Maternity Hospital。
近所ではないので、移動に20~25分かかります。

到着するまでの間、陣痛が来るたびに「ヒッヒッヒッフッ」の呼吸で、赤ちゃんが出てくるのを抑えていました。
「どうかタクシーの中で出てこないで・・・」と祈りながら。

朝7時15分に病院に到着。
パートナーが、部屋のバスタブにお湯を張り始めました。

そう。私と彼は、赤ちゃんへのストレスを最小限にするというウォーターバースを希望していたのです。

しばらくして、部屋に来た病院のナースに「トイレが外にあるので、尿を取ってきてください。検査します。」と言われたのですが、私にはそんな余裕が無く、「今すぐプッシュしたいんですけど!」と伝えると、ナースが私の産道の開き具合を見てくれました。
既に赤ちゃんの頭が見えていて、プッシュすれば生まれてくる状態になっていたそうです。

マリアンヌは、その10分後に見習いの女性を連れて到着。
開き具合を確認し、既に産める状態の私を、褒めて励ましてくれました。

「バスタブに入りましょう。」との指示を受け、湯につかると、痛みが半減したといっていいほどリラックスすることができました。マリアンヌは、私のパートナーに「あなたもバスタブに入ってママをサポートしなさい。」と提案。彼もバスタブに入り、私の背後からお腹をさすってくれました。

陣痛に合わせてプッシュ。

またプッシュ。

「リラックスして」と言われ、体を緩める。

マリアンヌが心拍測定器をお腹にあて、赤ちゃんの心音を確認。

その心音を聴いた時、心に浮かんだことは、「赤ちゃん・・・一生懸命出てこようとしている・・・」

そして次のプッシュ・・・

私の足と足の間には、赤ちゃんの頭がありました。

さらにプッシュ。

するっと肩が出てきて、続いて体が出てきました。


私は自分の手でその体を取り上げ、胸に乗せました。時間は、朝7時52分。

憧れていたウォーターバース。
赤ちゃんと私たち二人に強い絆ができた気がします。

この出産の様子は、マリアンヌの見習いの方が撮影してくれていたので、とてもいい記念になっています。
たくさんの感謝を彼女たちに。
そして、ブログを読んでくださっている方々に、いいご報告ができ、とてもうれしく思っています。

2010年4月10日土曜日

オイルの力

9日に助産婦さんの検診を受けてきたところ、「赤ちゃんはだいぶ大きくなっているわねぇ、3キロはあるわね」とのこと。
確かに、最後の月経初日をもとに計算すると、4月9日が予定日なのです。
しかし、一番最初の超音波検査で測定した赤ちゃんのサイズを元に、予定日が22日に変更になりました。

まあ、予定日に生まれてくることは稀なので、プラスマイナス10日ほどで出てくるだろうな、と考えているのですが、赤ちゃんが大きくなればなるほど、出産が大変になるとのことで、母としては、そろそろ出てきてほしいです。

そこで助産婦さんからお勧めされたのは「ひまし油」。
陣痛を自然に起こすために、ひまし油を60mlを飲むのがよいそうです。
味は全然おいしくないですが、ナチュラルな促進剤として、長く助産婦さんたちの間で使用されているとのことでした。

※ちなみに、生まれてくる日は赤ちゃんに決めてもらいたいというのが私の願いなので、今回はひまし油は使用しません。

2010年4月6日火曜日

ありがとう、さようなら

夏の終わりとともに、太陽の果物「マンゴー」の季節も終わってしまいます。
ここケープタウンでは、夏の間、1個 R4.99 (60円)で甘くておいしいマンゴーが売られています。
しかし、そろそろ時期が終わるころ。
ということで、昨夜、この夏最後のマンゴーを味わいました。

さようなら、マンゴー。来シーズンに会いましょう。


マンゴーに別れを告げ、今朝、バナナスコーンを焼いて食べました。

焼きたては特に、サクサクしていておいしい。
今度はリンゴで作ってみようと思います。

2010年4月2日金曜日

かっこいいパフォーマンス


4月1日にグリーンマーケットスクエアで行われた Cape Town Jazz Festival。
これは、3日と4日にコンベンションセンターで行われる Internatinal Jazz Festival の幕開けとして開催されるフリーコンサートで、
夕方5時から夜11時半まで、多くの人が野外ライブを楽しんでいました。

今回、かっこいいパフォーマンスを披露していたのは、日本のバンド「Soil & Pimp Sessions

クラブシーンで活躍をしていた彼ら。始まりの雰囲気はミッドナイトジャズ。
そして、曲ごとにグルーブを出していって、中盤ではファンクミュージックで観客を踊らせていました。
最後は全員「Soil & Pimp sessions」コールで彼らの出番は終了。

久々に日本のアーティストのかっこいいパフォーマンスを見ることができて嬉しかったです。

彼らは、4月3日にコンベンションセンターで行われるInternatinal Jazz Festival にも出演するとのこと。また、同日、J-WAVE の番組「MODAISUTA」(12:00~)にケープタウンから生電話出演するそうです。

2010年3月29日月曜日

季節の変わり目

先日、日本に住む友人が、開花した桜の写真を送ってくれました。
4月を目の前にし、季節は桜の見ごろを迎えている頃でしょう。

残念ながら、今年の桜は見ることができませんが、いつか、もうすぐ生まれてくる赤ちゃんとパートナーと一緒に、春の香りを楽しみながらお花見をしてみたいものです。

今日からヨーロッパではサマータイムが始まり、ここケープタウンは、夏が終わろうとしています。
街を歩く人たちの姿は、半袖から長袖に。
カンパニーズガーデンのリスたちも、終わる夏を感じて、木の実探しのために忙しそうに公園を駆け回っています。

今週木曜日で妊娠37週目。
遠出や馴染みのない場所への移動を控えて、ゆっくりと残りの妊婦期間を過ごすようにしています。

2010年3月18日木曜日

残り1カ月

体がだいぶ重く感じてきました。
妊娠初期から合計8キロ体重が増えています。

出産、子育てのアドバイスとして、「今のうちにたくさん寝ておいたほうがいいよ」とたくさんの方からお言葉を頂いています。確かに、自分のために時間を使えるのは、一人目の出産前だけですよね。
というわけで、買い物などはパートナーに任せ、たっぷり睡眠を取って、ゆっくりと過ごすようにしています。

といっても、出産に対して緊張感が少しずつ出てきたのか、夜のトイレや胎動による浅い眠りのせいか、変な夢を見ることが多くなった気がします。パートナー曰く、寝言もよく言っているとのこと。
残りの1カ月間はこんな感じなのでしょうね。

先日、助産婦さんの所で行われている出産準備クラスに参加をし、出産後の胎盤について、赤ちゃんとの肌と肌の触れ合いの大切さ、母乳について、赤ちゃんの外出適齢期についてなど学んできました。

出産後の胎盤について、助産婦さんのやり方は、出産後にすぐに赤ちゃんと胎盤を切り離さず、10分ほど繋げたままにし、十分な栄養が胎盤から赤ちゃんに回ってからへその緒を切ってくれるとのことでした。
赤ちゃんに栄養を送ってた胎盤も、冷やした状態で持ちかえらせてくれるそうで、私たちがその後の使い道を決めてよいとのことです。

また、初めの6週間は赤ちゃんにとっても母親にとっても回復のための大切な時間。
色々な人を招いたり、刺激を与えすぎず、赤ちゃんのパーソナリティーを学習するための静かな期間にしたほうがよいとのことでした。

2010年3月12日金曜日

満腹。

以前から気になっていたレストラン「アフリカカフェ」でお食事をしてきました。
案内されたのは、夏の夜風が気持ちよいテラス席。
観光エリアにあるレストランということもあり、お料理と音楽を同時に楽しめる贅沢で素敵なレストランです。

ここのレストランのシステムは少し変わっています。
というのは、レストランで出される食べ物は既にコースになっていて、お客さんが選ぶのは飲み物だけ。
今回のコースメニューはこのようなお料理でした。

キャサバ ブレッド
白身魚のひよこ豆粉 揚げ
モロッコ風ラムシチュー
ケニヤ風ココナッツチキン
オリジナル 手羽のグリル
ケニヤ風ホウレン草とポテトと豆のパティ
マラウィ風サツマイモとチーズのゴマ団子
エチオピア風ハーブとチーズ
コンゴ風ホウレン草とトマトとピーマンのシチュー
バスマティライス
ケープマレーカリー
ザンビア風お豆のパイ
セネガル風パパイヤのライスサラダ
モザンビーク風ピリ辛ディップ
エジプト風オートミール(デザート)

お料理を楽しんでいると、テーブルの横で歌とダンスの生ライブが始まりました。


どのお料理もとてもおいしかったのですが、特にラムシチューとココナッツチキンとケープマレーカリーは絶品で、忘れられないおいしさでした。

コースは 1人 R220(飲み物代 別途)です。

2010年3月5日金曜日

緑に囲まれて過ごす

Blue Route に揺られてやってきた場所は、カーステンボッシュ植物園。
南アフリカの植物9000種類が 栽培、研究されている、とても広い植物園です。
園内にはトレッキングコースもあり、いい季節には、一日中体を動かして過ごすことができます。

この日はとても暑かったため、園内のカフェでのんびりしたり、園内のお店に売られているグッズを楽しんだり、山に囲まれた美しい緑の景色を堪能して過ごしてきました。



入場料は、大人35ランドです。

2010年3月4日木曜日

久しぶりに行ってきました。

先週、大好きなテーブルマウンテンに登りました。
真夏の炎天下と妊娠後期ということで、ケーブルカーで登頂です。

山頂にて、岩にまぎれるトカゲを何匹か見つけることができました。
とてもキレイな姿。

トカゲに見とれていると、たちまち周りが雲に包まれ始めました。
まるで自然のエアコンです。


山の天気は変わりやすいもの。20分後には雲が晴れ、山頂からの景色を堪能できました。


テーブルマウンテンまでは、市内からタクシーにて 片道50ランド。
ケーブルカーは160ランドです。

2010年2月18日木曜日

INDABA EXPO

2月26日(金)~2月28日(日)の3日間行われる展示会「Design INDABA」
今回、キッズにもアートに触れてもらおうと、友人のお店 Lil'dreys がワークショップ部門に招待されたとのこと。

どんな内容を行うのかというと、
オリジナルモザイクアート
リサイクルクラフト
スプレーグラフィックアート
ビスケットのオリジナルデザイン
段ボールのクラフト制作
ワイヤーラジオ制作
金魚鉢のデザイン
だそうです。

詳細はこちら

お店は仕込みで毎日忙しそう。

お子様がいらっしゃる方、ぜひ参加してみてはいかがですか?

予約 & お問い合わせ
Caryn van Rooyen
Tel: 021 465 9966
Email: carynv@interactiveafrica.com
Ticket: www.computicket.com

素敵なプレゼント


USA アリゾナ州に住む友人からプレゼントが届きました。
お仕事で知り合った彼の肩書は、トランスフォメーション スペシャリスト。
どんなことをするのかというと、不規則な生活やバランスの悪い食事によって肥満化してしまった人を、健康的に変身させるお仕事です。
彼の書いているブログ(残念ながら英語のみ)は情報が豊富で、生活習慣を見直したい人にとてもお勧めです。

いただいたプレゼントの中身は、This little piggy という、合衆国とヨーロッパで有名な子供向けのブランドの、フクロウの柄のオーガニックコットンでできたベビーパジャマと、ブラウンカラーのブランケット。洗練されたデザインで素敵です:)(お腹の子供も元気に反応しております。)


昨夜、私とパートナーは、ジンバブエ人の友人が作った岩のフクロウ君(写真下)について話をしていたのですが、今日、届いたパジャマを見て「別のフク(福)ロウが我が家にやってきた!」と二人で喜んでいました。

2010年2月16日火曜日

ロングストリートにて

ハンドメイドの小銭入れを探していたところ、ロングストリートのお店で、イルカのアップリケのついた丁度いいサイズの小銭入れと出会いました。

そのお店のテレサさんと話をしたところ、たまたま映画の話題になり、彼女も、先日テレビで放送された「単騎、千里を走る」を見ていたと話してくれました。「ところどころ涙を流しながら最後まで見たわ。ふつうは寝てる時間なのに。」とかわいらしい笑顔で語っていました。

2010年2月12日金曜日

住みやすい都市

英誌「エコノミスト」のリサーチ部「Economist Intelligence Unit (eiu.com)」が行った、世界各国の140都市で、一番住みやすい都市はどこか?という調査。
ヘルスケア、カルチャー、環境、教育、インフラストラクチャーなどのカテゴリーに点数をつけ、出した順位ということです。
海外生活をする上で、このようなランキングが気になる方も多いでしょう。

トップ10は以下の結果だそうです。

1位 バンクーバー(カナダ)
2位 ウィーン(オーストリア)
3位 メルボルン(オーストラリア)
4位 トロント(カナダ)
5位 カルガリー(カナダ)
6位 ヘルシンキ(フィンランド)
7位 シドニー(オーストラリア)
8位 パース、アデレード(オーストラリア)
9位 オークランド(ニュージーランド)

日本では、大阪が13位、東京はフランクフルトと並んで19位だったそうです。

ロンドンは51位。
6月に始まるワールドカップを控えた南アフリカの都市ヨハネスブルグは92位。
ケープタウンの順位は確認できませんでした。(140都市の中に入っていなかった可能性あり)

ワースト3は、
アルジェ(アルジェリア)
ダッカ(バングラディッシュ)
ハラレ(ジンバブエ)
だそうです。

あくまで、幸福度や生活満足度、家計の問題などは、そこに住んでみないと分からないと思いますが、カナダとオーストラリアが目立つのには興味深いものがあります。

2010年2月10日水曜日

映画で感じるセンチメント

昨夜、「単騎、千里を走る」(中国名:千里走単騎)という映画が放送されていました。
監督は、チャン・イーモウ
主演は、高倉健

日中の共同制作で、日本では2006年に公開された映画です。

高倉健さんは、認知度の高い俳優さんの一人。
私のパートナーも、若かりし頃から彼のことは知っていたそうです。

映画「単騎、千里を走る」は、父と息子について描かれたドラマで、長年疎遠だった民俗学者である息子が病に倒れたことを知らされた父親が、息子が撮影した中国の仮面劇(儺戯)役者のビデオを見て、単身中国に渡る決断をし、言葉のわからない中国で新しい出会いを経験していく。というお話でした。

このような、家族のドラマや、父と息子、母と娘のようなテーマを扱った映画は、アジアだけでなく、アフリカにもとても多いようです。
私のパートナーによれば、ナイジェリアの映画は特に、家族の問題や絆を扱ったものが多いそうで、彼のお母さんも大好きなのだそう。そういえば、ロンドンにいたころも、週末に彼のいとこ達を訪ねると、家族や友人がリビングに集まって、ナイジェリアン映画を見ていた記憶があります。

昨夜、「単騎、千里を走る」を見た南アフリカの多くの人も、泣きながら映画に共感していたかもしれません。どこの国に居ても、どこの国で生まれ育っても、家族に対するセンチメンタルな感情は、共通に存在するのかもしれませんね。

2010年2月9日火曜日

バランス

日本の都会で働く人たちの多くは、
「遅くまで会社に残り、家に帰って寝て、次の日の朝早く会社に向かう」
といった生活を繰り返している現状があるようです。

知人の話によれば、長時間頑張って働いて、会社から評価されて、お給料を貰う生活を続ける結果、家で過ごす時間やプライベートの時間を持てない人たちが多いとのこと。
そして、お休みができると、日ごろのストレス解消のため、自分へのご褒美としてお金を使うのだそうです。

働く女性の中には、子供が欲しいと思っている人はたくさんいるようですが、
働きながら子育てをすることに難しさを感じ、実際に行動に移せない人もいるようです。
男性も、会社に拘束されることで、パートナーとの時間を過ごしたり、子供を作ったり、パートナーの妊娠期間中に一緒に学習したり、子供と遊んだりetc...
このような時間を作ることが困難なよう・・・

子供用品が高額で、子育てにかかるお金のことを考えると、なかなか子供を作ろうと踏み切ることができない人もいると思います。

高齢化社会の日本であるにも関わらず、子供の数がとても少ないことは、海外のメディアでもよく取り上げられ、経済マガジンでは、少子化問題は将来の経済破綻の原因になると評論家の人たちは述べています。

みんなで環境作りをしていくことで、みんなが出産や育児をしやすい世の中に変わってゆく。できるだけ早く手を打てば、不安のない、ポジティブな将来になるはずですよね。

主に、東京、横浜、ロンドン、バルセロナ、ケープタウンで生活をした私。
私の目から見て、都会に住む日本人は、生活と仕事とのバランスが極端に仕事に偏っているような気がします。

しっかり人生を楽しんで、しっかり働き、人を育てる。
こんな生き方ができれば、心も体も常に元気でいられそうな気がします。

皆さんはどう思いますか?

2010年2月4日木曜日

映画で感じる「南アフリカ」

"Invictus" という映画を見ました。

監督は「硫黄島からの手紙」などでおなじみのクリント・イーストウッド
主演は、モーガン・フリーマン, マット・デイモン 他

"Invictus"というワードを辞書で調べても、見つけることは難しいでしょう。
この言葉はラテン語であり、英語では "unconquered" (征服されない、屈しない)という意味です。

この映画で使われている"Invictus"とは、英国の詩人 William Ernest Henley によって書かれた詩のタイトルで、ロベン島に収容されていたネルソン・マンデラに、影響を与えた詩だったそうです。

1995年に行われたラグビーのワールドカップ。
映画の中で、当時の大統領ネルソン・マンデラは、ラグビーチームのキャプテンであったフランソワ・ピナールにこの詩を送り、チームを熱心にサポートしていました。


詩の最後の2行は、とても印象的です。

I am the master of my fate,
I am the captain of my soul.

私は我が運命の主であり
私は我が魂の指揮官なのである



アパルトヘイトが終わったと言えど、レストランでは黒人が白人にサービスをしているのが当たり前だったり、タウンシップには黒人だけが住んでいたり、ラグビーは白人選手が多く、サッカーは黒人選手が多いなど、私の目から見て、未だに白人と黒人が分かれているこの国の現状があります。

この国の人たちがどのような意識を持っているのか、改めて興味を持たせてくれた映画でした。

2010年2月2日火曜日

うれしいニュース

前回触れました、Mowbray Matanity Hospitalにて、1月31日夜、友人が女の子を無事出産しました。(ジンバブエ人同士のカップルです。)
彼女は、出産の一週間ほど前から、約1時間ごとに子宮の収縮による痛み(Braxton Hicks)を感じていたそうで、毎日ウォーキングのエクササイズをして痛みを抑えるように努めたそうです。そのおかげもあり、出産はとてもスムーズに行うことができたとのこと。

夕方6時頃、陣痛は5分間隔になり、自宅で陣痛を和らげる呼吸法を行い続け、夜9時頃に分娩室に向かったそうです。
そこで20分間お風呂に入り、その10分後に床に膝をついた状態で出産。
病院に到着して30分後に赤ちゃんと対面という、おみごとなものだったそうです。
翌日の朝、母子ともに健康な状態で退院したそうで、とてもうれしいニュースでした。

毎日のエクササイズが、いざという時にどれだけ助けになるか、痛感をした私でした。

2010年1月27日水曜日

Active Birth Unit

検診と見学のため、出産を行う予定の Mowbray Matanity Hospital に行ってきました。体重、血圧、尿検査を行い、産婦人科医によるメディカルチェックを受けます。
その後、分娩室を見せてもらいました。

心を落ち着かせて、リラックスして出産に臨めるように、分娩室にはバランスボールが置いてあります。ベッドとバスタブがあり、水中バース、ベッドの上での出産、人によっては床で出産を行うこともできるとのことでした。



母親が一番落ち着く形で出産を行えるよう、プライベートな空間が保たれていて、とても安心しました。

出産後は、別の部屋にて赤ちゃんと家族と一緒に過ごします。
赤ちゃんに問題がなければ、6時間の安静の後、自宅に帰ることができるそうです。

2010年1月25日月曜日

楽しい瞬間

そろそろ赤ちゃんのためにお買い物を始めようと、Ackermans というお店へ行ってきました。
さっそく、コットン100%のボディーベスト2点セットを購入。
お値段はR36.95(約450円)でした。




今週で妊娠後期に入るので、少しずつショッピングリストの品々を揃え始めています。
後期に入り、すぐ疲れ始めてしまいますが、ベイビー用品を見ている時間はとても楽しいくて、疲れを忘れてしまいます。

2010年1月23日土曜日

この場を借りてお礼申し上げます

1月21,22日に行われた浦郷仁子さんの個展オープニングのレポートです。

個展名が、Triangular Utopia "For me to... you to... ということで、会場に設置されたのは三角柱。そして、それぞれの壁には、隠されたストーリーを持った作品たちが飾られてあり、綺麗に繊細に彩られた各キャンバスは、まるで何かを話しかけてくれているようでした。


オープニングにお越しいただきました方々、個展にご協力くださいました方々、誠にありがとうござました。
個展会場 LIL’DREYSのオーナーと、仁子さんの友人の一人として、この場を借りてお礼申し上げます。

なお、個展は1カ月間行われております。
絵画に触れたくなった方、ぜひ足をお運びください。

わたしも、何度か足を運んで、一つ一つの作品とじっくり時間を過ごしたいと思っています。

展示期間:2010年1月21日~2月20日
会場:アートスペース LIL’DREYS DE CI DE LA
140 Waterkant Street, Green Point, 8005 Cape Town, South Africa
オープン時間:月~土 朝10時~午後5時
電話番号: +27(0)21 418 4414
Email: imagination@lildreys.com
Website: www.lildreys.com
Hitoko Urago Website: www.hitoko-urago.com

2010年1月19日火曜日

個展 Triangular Utopia "For me to... you to..." のお知らせ

浦郷仁子さん(大阪出身)のケープタウンでの初の個展 Triangular Utopia "For me to... you to..." ~三角形の理想郷 "私に...あなたに..."~ が今週木曜日から始まります。

2009年7月に初めてケープタウンを訪れた彼女。
今まで過ごした都会生活では味わえなかったケープタウンの大自然は、「自然は人にみな平等に存在する」という体感を彼女に与え、彼女が手がけている メンタル/スピリチュアル ランドスケープ的シリーズ「Triangle」「From me to ...you to...」にリアリティーを注ぎ込みました。

これまでに、3回のソロ、11回のグループ、計14回のロンドンエキシビションを成功させている彼女。
今回は、ギャラリーではない場所での個展プロジェクトへと発想を広げ、子供達に囲まれたアートスペース「LIL’DREYS DE CI DE LA」(140 Waterkant Street, Greenpoint, 8005 Cape Town) が個展スペースを提供することになりました。

そして、2003~2010年のアートワークから、選りすぐり大と小の25点のフォーマットが、アートスペースならではのユニークな形で展示されます。

今までとは違うスタイルの個展は、仁子さんにとっては大きなチャレンジです。
そして、アートスペースのオーナー Audrey は、パリのファッション業界でデザイナーとして活躍後、ロンドン、バルセロナでの生活を経て、ケープタウンでアートの才能を開花させています。

この二人の女性アーティストが、どのような形でコラボレーションするのか、とても楽しみな所です。

最後に、仁子さんがこう語っていました。
「アートギャラリーから離れた場所で展示する事によって、自身をアーティスティックと意識しない人や、さまざまな人種や年齢の人達にも、アートに触れる機会を持ってほしい。作品を通じて何かを感じ、それが何かを始める一歩になったり、何らかと深く関わるきっかけになったら嬉しい。アートスペースにやって来る子供達の”無限の可能性と才能”。このエキシビションに並ぶ作品を通して、彼らとコミュニケーションが取れれば。」


スケジュールは下記です。

オープニングセレモニー
1月21日(木)午後1時~(カップケーキと飲み物をご用意しています)
1月22日(金)午後5時~(寿司と飲み物をご用意しています)

展示期間:2010年1月21日~2月20日 
会場:アートスペース LIL’DREYS DE CI DE LA(会場への入場は無料です。)
140 Waterkant Street, Green Point, 8005 Cape Town, South Africa

オープン時間:月~土 朝10時~午後5時
電話番号: +27(0)21 418 4414
Email: imagination@lildreys.com
Website: www.lildreys.com
Hitoko Urago Website: www.hitoko-urago.com



木曜日のオープニングでは、お子様でも楽しめるセレモニーを行います。
そして、金曜日のオープニングは、多くの方々の交流の場になるかと思いますので、どうぞお気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか?

2010年1月15日金曜日

価値観について考えてみた

価値観という言葉を最近よく耳にする。
価値観とは、「自分にとって何が大事か」ということで、時代とともに多様化しているようだ。

個人個人、育った環境や、受けた教育、経験、影響を受けた人、置かれている立場など、たくさんの要因によって、自分の大事なものは変わってくると思う。

会社のために働いて、月給とボーナスを貰う人生を選ぶ人もいれば、ビジネスを立ち上げて一生自分の尻を叩きながら生きる人生を選ぶ人もいる。
お金の使い方、時間の使い方、子育て方法などの違いが原因で、夫婦生活がうまくいかないこともあるだろう。
お金がかかるし自分の時間がなくなるから、子供は不要だ。という人もいれば、世の将来のため、子供は必要だ。と考える人もいる。
家族間、兄弟間、友人間でも、観点が違えば、価値観も違うことはしょっちゅうあるだろう。

そして、観点や置かれている立場が変わると、自分の信じていた世界が全く違うものに見えてくるかもしれない。
また、それによって「自分の大事なもの」が自然に変わってくるのかもしれない。

全ての人は、時間とともに生きているわけで、その年の分だけ、それぞれ違う経験を積んでいる。
だから、それぞれの人に尊敬すべき点がちゃんと存在していると思う。

そして、日本でも南アフリカでもどこに行っても、人間であれば隣の人と価値観が違うことはしょっちゅうあることだろう。
大きな力によって操作を行ない、全ての人の価値観を等しくしようとしている組織もあるかもしれない。でも、それは恐ろしいことだと思う。
だからこそ、価値観の違う人のことでも、リスペクトできる人、コミュニケーションが上手にとれる人を、私は尊敬する。

2010年1月12日火曜日

気持ちの伝え方

日本に住むお友達(日本人)にお手紙を書こうと思いました。
ケープタウン市内の文房具屋さんで便箋探しをしたのですが、手紙を送りあうという習慣があまりないため、きれいな便箋は売っていません。もちろん、ビジネス用のレターヘッドや封筒はあるのですが、気持ちを物とともに表現するとなると、手紙よりも絵葉書やカードが使われるのが一般的です。ロンドンに住んでいた時も、メッセージを送る時にはカードを送っていました。こちらでも西洋式文化が定着しているため、メッセージカードが売られています。
便箋を諦め、カードを選びながら、日本の便箋をすごく魅力的に感じ始めました。
海外の人も興味を持つのではないかな?と思いますが、日本的美学というのは、なかなか伝えにくいもので、いただいた手紙を大切に保管するとか、感謝や励ましを手書きで文章にしたためるというのは、今の生活に新しい習慣として取り込むには難しいのでしょうね。少し残念です。

結局、文房具屋さんで南アフリカ製のきれいなカードを見つけることができました。無事に届きますように・・・

2010年1月8日金曜日

気分転換

気分転換も兼ねて、気になっていた美容室へ行ってきました。

美容室 OSHUN
ブティックやカフェやナイトクラブが並ぶ Long street の先につながる Kloof Street。
美容室は、Kloof Street のLifestyles On Kloof Centreというショッピングモール内にあります。

シャンプー&ヘッドマッサージ+カット&ブロー…220ランド(約2640円)。
※念入りなシャンプーと丁寧なカットしてもらったので、担当して下さった方に50ランドのチップを渡しました。

Kloof Street では、可愛らしいデザインの洋服や雑貨を扱ったお店などが並んでいます。美容室OSHUN が入っているショッピングモールにも、品揃え豊富のWellness warehouse(食、ヘルス&ビューティー)やミニ映画館などが入っているので、とても便利です。

2010年1月7日木曜日

思わず・・・

駅前のショッピングセンターに入っている洋服店 Mr.Price。とてもリーズナブルなお店なので、たまにチェックをしています。
チュニックワンピースがなんと39.99ランド(約480円)だったので、買ってしまいました。



やはり、夏はワンピース一枚が心地よいです。

2010年1月5日火曜日

最初のお買いもの

1月4日月曜日に街はいつも通りの賑わいに戻りました。

スーパーマーケット Woolworth にて、リーズナブルな赤ちゃんのフリースボディースーツを発見しました。値段は55ランド。(660円)



出産予定の4月は、ちょうど涼しい季節に切り替わる頃。
ビーチ沿いをお散歩する時でも暖かいように、フリース素材があったほうが便利かと思って購入しました。

男の子か女の子かは、生まれてくるまでのお楽しみです。

2010年1月3日日曜日

Wishing you a prosperous 2010

Cape Town Diary を読んでくださっている皆様へ

明けましておめでとうございます。
どうぞ2010年が素晴らしい一年でありますように。

Love and Peace.

yuko


2010年は寅年。
私は今、ちょうど30歳。
私が15歳の時に拾ってきた猫はトラ柄。(兄のお世話の元、日本で元気に暮らしています)
2010年に生まれてくる子供は寅年生まれ。
私にとって、トラは大切な存在。

2010年を一緒に迎えたのは、大きな満月とケープタウンの花火、ロンドン時代からの親しい友人と彼らの子供たち、そして、大切な人生のパートナー。
晴れ渡った青空の下での朝食と、私の大好きなjohn Lennon の"Imagine" でスタートをきりました。