2009年11月27日金曜日

地球の裏側を知る

「シエラレオネ」と聞いてピンと来る人はどのくらいいるでしょうか。
2003年秋にパートナーに出会うまでは、私はこの名前も場所も知りませんでした。

彼に初めて会った場所はロンドン。
当時留学を始めたばかりの私は、携帯電話を購入したのに使い方が分からず、通っているカレッジのそばにある、同じ携帯会社の別の支店に足を運びました。
その時に、対応してくれたのが今のパートナー。

彼の丁寧で落ち着いた対応は、当時24歳に成りたての私にとって、今まで受けたサービスの中で最も嬉しいものでした。その夜、彼からの電話が鳴り「私はシエラレオネから来たので、地図で私の国がどこにあるのか調べておいてね。」と言われたことを覚えています。私はアフリカ大陸をじっくり見ながら、大西洋沿いにその名前を見つけ、新しい出会いを感じたことを覚えています。

その西アフリカのシエラレオネ共和国について紹介しているブログに先月出会い、またしても嬉しい感動を覚えました。

ブログを書いていらっしゃるchimoh さんの旦那さんや家族に対する思いやり、音楽の知識の豊富さ、才能豊かなメニューの数々、社会事情への関心、温かみのある内容など、楽しく、時にはしみじみと読ませていただいています。

とてもユニークな内容なので、皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
chimohさんのブログ: http://chimoh.blog68.fc2.com

地球の裏側でどんなことが起こってきたかを知り、そして、日本という国がどのように世界に関わっているかを知ることは、とても大切なことだと思う今日この頃です。

2009年11月24日火曜日

おふくろの味

西アフリカの家庭料理「グラウンドナッツシチュー」を作りました。



グラウンドナッツとは、ピーナッツのことで、ピーナッツバターを使用します。
私のパートナーの出身地であるシエラレオネ共和国、ガーナ、セネガルなど、広い地域で作られており、西アフリカの人のおふくろの味というところでしょうか。

材料:2人分

玉ねぎ 1~2個
ニンニク 2かけ
鷹の爪 1本

ビーフ(シチュー用) 250グラム
スイートペッパー(大きな赤ピーマン)1個
トマト缶1缶

月桂樹の葉っぱ 1枚
シナモン 少々
コリアンダーパウダー 少々
ビーフブイヨン 1個
ピーナッツバター(無糖) 大さじ5

1.野菜を全てみじん切りにし、お肉は塩コショウをします。
2.少し熱した鍋にサラダオイルを入れ、ニンニクと鷹の爪を加えて香りを出し、玉ねぎを炒めます。
3.お肉を加え、表面の色が変わったところでスイートペッパーを入れ、炒めます。
4.野菜が少ししんなりしたら、トマト缶、シナモン、コリアンダーパウダー、ブイヨンを入れ、とろ火で30分煮ます。
(たまにかき混ぜて下さい)
5.お肉が柔らかくなったら、ピーナッツバターを入れ、再度10分とろ火で煮ます。

このような感じです。


6.塩、コショウをお好みで加え、ご飯の上にかけていただきます。

この料理を作ったのは2006年以来でしたが、とても美味しく仕上がりました。
皆さんもぜひお試しください。

2009年11月23日月曜日

きれいな景色とビーチ

晴天のケープタウン。
サンドイッチとジュースをかばんに詰めて電車に飛び乗ります。
向かう先は「ボルダーズビーチ」。
ケープタウン駅からレッドラインに揺られ、終点のサイモンズタウン駅から3キロメートルほど離れたところにある美しいビーチです。





ボルダーズビーチは、ここの景色の通り、
英語の Boulder “水によって角のとれた大きな岩”がたくさんあるビーチで、
1982年に一組のペンギンのカップルが住み始め、今は3000匹のペンギンが住むビーチとして有名な場所です。

チケット(35ランド)を購入してビーチへ向かっていると、
さっそく「こんにちは」とペンギンさんが出迎えてくれました。



とても暑いので、岩の間の影を使って涼むペンギンさんたち。



この岩により、波がとても穏やかに保たれ、安心して海水浴を楽しめるのがポイント。
岩の間を泳ぐペンギンさんの気持ちよさそうな姿。



賑やかなメインビーチからさらに岩を登り、潜り進んでゆくと、誰もいないスペースを見つけることができます。
透明な水に囲まれた秘密のビーチ。



真っ白な砂浜に敷物を広げ、ピクニックをしたり、泳いだり、お昼寝をしたり、豊かなひと時を過ごすことができます。
※ここは国立公園のエリアとなっており、この地域に生息する生き物や環境を保護するため、アルコール、火の使用は禁止されています。

コバルトブルーの美しいフォルス湾。ぜひ見に来てみてはいかがでしょうか?

2009年11月19日木曜日

近所でランチ

ケープタウンはとても暑い一日。
体力をつけるために、先日近所にオープンしたレストランFUJI YUMIでランチを取ることにしました。

チキンカツカレー 60ランドです。


こちらのレストランでは、ランチお弁当50ランドや、お寿司、焼きそば、うどん、お蕎麦などのメニューがあります。

2009年11月17日火曜日

神秘的

Marianne Littlejohn さんという助産婦さん。
彼女は、ケープタウン駅から3つ目のObservetryというところで、ハッピーホームという診療所を開いており、私は、そこで定期的にカウンセリングと赤ちゃんの心音チェックと血圧&尿検査をしてもらっています。

先日、彼女が母親と胎児の不思議な関係を教えてくれました。
それは、おなかの赤ちゃんは、母親のイメージしていることを脳に画として受信しているというお話。

母親がある景色を見て、美しいという感情を持つと、赤ちゃんは、その景色を脳に描き、それを「美しい」と記憶するのだそうです。同様に、悲しい、残酷、嬉しい、楽しいなど、母親が経験して感じていることが、そのまま赤ちゃんに通じていて、そのような豊かな感情の伝達は、赤ちゃんの理性にとって、とても大切なことなんだと教えてくれました。

それを聞いて、私は既に教育を始めているのだなぁと実感しました。

お腹にいた時の記憶はありませんが、みんな母親に繋がって世界を学んでいたんですね。

2009年11月15日日曜日

新スポット

ケープタウンのおしゃれエリア、グリーンポイントの Waterkant Street に新スポットCape Quarter ショッピングセンターが登場しました。
以前は、レストランが集まるスクエアだったのですが、そのすぐ隣の建物を改築し、スーパーやレストランやブティックなどが集まるショッピングセンターとしてオープン。市内に住む人たちの快適なお買い物の場として人気を集めています。
ユニークな構造と、あまり広すぎないセンターというポイントが、私としては好きです。
ワールドカップに向け、新スポットがどんどんオープンすることでしょう。

2009年11月12日木曜日

シティの病院

雨のケープタウン。この数日、涼しい天気と雨を楽しむ日々です。


ふだんはこのようにテーブルマウンテンが見えるのですが、今は雲に覆われています。



病院に関するお問い合わせがありましたので、今回ご紹介します。

ケープタウンのシティエリアに住んでいる私は、クリスチャンバーナードホスピタルで胎児の超音波検査を受けています。
先生やスタッフの方がとても良くしてくださり、前回の検査では、「本当は1,2枚しかあげないのよ」と言いながらも、9ポーズのお腹の赤ちゃんの写真をプリントして渡してくれました:)
ちなみに、保険に加入していないので、超音波検査は毎回311ランドかかります。
(出産まで合計3回の超音波検査を受けます。)

大きな病院なので、旅行中に怪我や病気になった場合は、こちらを利用されるとよいかと思います。
Netcare Christiaan Barnard Memorial Hospital Cape Town
181 Longmarket Street, Cape Town, 8001
Tel: +27 21 480 6111
Fax: +27 21 424 0826


それ以外の病院は下記を参考にして下さい。
Netcare Blaauwberg Hospital Cape Town Tel: (021) 554 9000
Netcare N1 City Hospital Cape Town Tel: (021) 5904444
UCT Private Academic Hospital Cape Town Tel: (021) 4421800
Netcare Kuils River Hospital Kuilsrivier Tel: (021) 9006000
リンク

2009年11月6日金曜日

ホテル情報(ケープタウン中心部)

私の住んでいるケープタウンのシティーエリアにあるホテルをご紹介します。

シティーは、ケープタウンの中心部で、銀行、オフィス、観光名所などがあるエリアです。

Park Inn (Greenmarket Square の目の前。1階にグリル料理のレストランがあります。)
Link
10 Greenmarket Square Road, Cape Town, 8001
T: +27 (0) 21 423 2050
F: +27 (0) 21 423 2059
Greenmarket.info@parkinn.co.za

St George's Hotel (St George's Mall という便利なストリートにあります。)
Link
St. George’s Mall, Cape Town, P.O. Box 5616, Cape Town, 8000
Tel: +27 (0)21 421 3280
Fax: +27 (0)21 419 6815
E-mail: headoffice@africanskyhotels.com

Southern Sun Hotel
Link
Strand Street, Cape Town, 8001
Tel: +27 21 4885100
Fax: +27 21 4238875
Email: capesun@southernsun.com

それぞれのホテル間の距離は、徒歩2~3分ほどです。

スーパー「Pick n Pay」「Woolworth」などが近くにあるので、ちょっとしたお買い物も可能です。
シティーは、平日9:00~18:00、土曜日は夕方17:00までが営業時間です。
日曜日になるとオフィスがお休みのため、スーパーなどは営業していませんが、ウォーターフロント(車で5分、徒歩20分ほど)のショッピングモールは営業していますので、そちらを利用することをお勧めします。

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2009年11月4日水曜日

人生初の大仕事

初めてアフリカ大陸に渡り、南アフリカのケープタウンという土地で生活を始め、6ヶ月目になりました。
そもそもケープタウンに来たきっかけ。
それは、私のパートナーがケープタウンで事業をしたいということでした。

もし、彼の誘いがなければ、一生ここに足を踏み入れることはなかったかもしれません。

そんなきっかけで暮らし始めたケープタウンで、人生初の大仕事が入りました。

それは「出産」です。


ブログを読んでくださっている皆様に、この場をお借りしてご報告をさせていただきます。

現在妊娠中期で、来年春の出産予定です。
今後、ブログを通して、少しでもお役にたてる情報を提供することができればと思います。
また、出産や育児についてのアドバイスなどをいただくことができれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


現在通っている助産婦さんはとても素敵な方で、薬や予防治療をできるだけ使わないナチュラルバースを長年手がけています。ホームバースや水中バースなど、それぞれの妊婦さんが一番心地よいと感じる出産をアレンジしてくれます。

私の場合は、セミプライベートホスピタルという種類の病院で出産を行いたいと話合っており、
24時間のサービスの場合、3000ランド
2,3日の入院の場合、4500ランドの費用を病院に支払う必要があるということです。
(私よりも一足早く出産予定の女性も、そこで出産すると言っています。)

出産後は、バスタブとシャワーが付いたダブルベッドのある個室でゆっくりと赤ちゃんと共に過ごさせてくれるとのことで、サービスもしっかりしているそうです。

こちらでの出産は、全ての検査、診療費、入院費、助産婦立会料など合わせ、約10000ランドを見積もっています。
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