2009年9月30日水曜日

素敵な才能

ジンバブエ出身のアーティストJeff Mwazhaさん(ケープタウン在住)にお会いする機会がありました。

市内 St. Georges Mall にある MANDELA RHODES PLACE というビルの一階に、彼の作品「First step to freedom」が飾られています。
ワイヤーで作られた、大きなネルソン・マンデラのオブジェです。



www.mandelarhodesplace.co.za

ワイヤーを使ったユニークなオブジェを作るJeffさん。
実は7歳の時からワイヤーで物作りを始めたとのこと。
周りにおもちゃが無かった幼少期に、自分でおもちゃを作り始めたのが彼の才能のきっかけなんだそうです。

何でも買うことは簡単にできる世の中ですが、
「何かを作りたいという気持ち」「手作り」の大切さ。
Jeffさんは、それらを教えてくれた素敵な人の一人です。

2009年9月28日月曜日

興味深い名前がたくさん

ウォーターフロントのショッピングセンターV&Aの中にある「Exclusive Books」


ここで面白い本を見つけました。「The African Book of Names」
アフリカ大陸で使われている主な名前が載った本です。


日本、イギリスでは、男の子と女の子の名前が載った本を見ることはありましたが、
アフリカで使われている名前とその意味が各国ごとに書かれた本に出会ったのは今回が初めて。
早速購入して読んでいます。

ちょこっと例を挙げると、日本語で「愛ちゃん」という名前は、次ような名前になります。
AGALA(ウガンダ),BELEMA(ナイジェリア),FIKRE(エチオピア), KONDANA(ザンビア),KUPENDA(ケニア)

個人的にかわいいな、と思った名前は、UNA(ナイジェリア)という名前です。
意味は「バナナのように甘い」だそうです。

2009年9月26日土曜日

お勉強会

先日、友人のお家で行われた「ママの会」に参加してきました:)

ママの会とは、子供を持つママと子供たちが集まって、一緒に食事やお茶をしながら、ママは現在抱えてる問題について話し合い、子供たちは一緒に遊んだり、コミュニケーションを学んだりするグループ集会のことです。わたしも今後のお勉強のため、初参加。

初めてお会いした二人の女性は、それぞれ1歳半の女の子がいて、片方のママさんは二人目を妊娠中とのこと。友人も現在二人目を妊娠中で、1歳半の息子さんがいます。

同じ時期に生まれた3人は、それぞれ違う個性を持っていて、一緒に遊ぶ様子を見ていると本当に勉強になります。子どもの個性をどう伸ばしてあげるかは、周りの大人の教え方、伝え方にかかっているんですね。

それぞれのママに一斉にオムツを換えてもらっているちびっこ3人の様子などは、とても可愛らしくてしょうがないです:)

南アフリカは、色々な国籍の人が集まる国でもあるので、パパやママやお友達が、ちがう髪、目、肌、言葉ということも多々あります。違いを小さいころから知って、ちゃんと理解をしていくことは、とても大切なことだと強く感じます。

2009年9月24日木曜日

文化について考える

今日は、近所のグリーンマーケットスクエアというマーケットから聞こえてくる合唱で、目が覚めました。

9月24日、南アフリカは「Heritage Day」という国民の休日です。

南アフリカの文化(歴史、言語、食、芸術、音楽、舞踊、自然など代々受け継がれてきているもの)を祝うための日として、アパルトヘイト終了後に始まりました。
南アフリカの各街では、文化を祝うための様々なイベントが行われているようです。

時が進むにつれ、文化や人の考え方が融合して、平和的にいい方向に進んでいって欲しいと思う今日この頃です。

2009年9月21日月曜日

西アフリカの炊き込みご飯

大好きな西アフリカの料理「ジョロフライス」を作りました。



シエラレオネ共和国、マリ、ガーナ、ナイジェリアなどの食卓で見られる家庭料理で、
日本で皆さんが食べるチキンライスにとてもよく似た、トマト味の炊き込みご飯です。
簡単にできるので、ぜひお試しください。

材料
チキン(または牛肉)160グラム

胡椒
スープの素2個 & 水 500ml
玉ねぎ 1.5個
ニンニク 2カケ
トウガラシ 1.5~2
トマト  2個
トマトピューレ 大さじ2
人参   1/2個
ビーマン(赤いスイートペッパー)1個
ブロッコリー 色取り程度
ご飯(ロングライス)250g
※野菜は全て細かくみじん切りにします。

1.お肉は細かく切って、塩&胡椒をし、1時間ほど寝かせておきます。
2.お肉をフライパンで色が変わるまで炒めます。
3.水とスープの素を合わせ、その中に炒めた肉を加え、柔らかくなるまで弱火でコトコト煮、火から降ろします。
4.フライパンでニンニク、玉ねぎ、トウガラシを炒め、黄金色になったらトマトとトマトピューレを入れ、炒めます。
5.人参、ピーマン、お肉を煮たスープの150mlを4.に加え、15分煮込みます。
6.深い鍋に洗って水気を切ったお米を入れ、野菜と肉、スープをご飯に注ぎ、炊き込みます。
7.塩、胡椒で味を調えます。

※スープにココナッツミルクを加える家庭もあります。甘味が出てとてもおいしいですよ。

2009年9月18日金曜日

最近使い始めました

先日、薬屋さんで「バイオオイル」を買いました。

バイオ・オイルは天然ハーブ成分を含む、スキンケアオイルで、
傷跡、妊娠線、でこぼこ肌、アンチエイジング、乾燥肌のための全身用(顔も大丈夫です)ケアオイルということ。
200mlボトルで値段は76ランド(Made in South Africa)。


さらさらのオイルで、ラベンダー、キンセンカ、カモマイル、ローズマリーの香りも心地よいです。
こちらで買うと安いので、お土産にもいいかもしれませんね。

2009年9月14日月曜日

日本の味

ケープタウンフィッシュマーケットというレストランのV&A(ウォーターフロント)支店で物色をしていたところ、Japanese Curry を発見!

早速購入してみました。
値段16.99ランド(4人分)
固形ルーではなく、ペーストになっているのですが、味は日本のカレーと変わりません。
このルーはタイランドの商品で、シンガポールで製造されていて、Japanese curry の隣には、グリーンカレーやレッドカレーの元なども並んでいました。

それにしても、子どもの時から食べている日本のカレー。
やっぱりおいしいです。

2009年9月9日水曜日

大人気タイ料理。

どうしてもトムヤムクンが食べたくなり、近所のタイ料理のレストラン「SIMPLY ASIA」に行ってきました。

SIMPLY ASIA はケープタウンに20店舗を構える人気のカジュアルレストランです。


メニューは、
春巻き、炒め物、麺類、グリーンカレー、レッドカレーなど。
焼きそば風の麺が、こちらの人には結構人気のようです。

私は、トムヤムクンとビーフと野菜の炒め物をオーダー。合計82ランドでした。



ケープタウン観光の途中で、リーズナブルなアジア料理をお探しの方にはお勧めの場所です。

2009年9月8日火曜日

Japan Club

先日、ケープタウンに住んでいる人たちの交流の場「Japan Club」に行ってきました。
今回の会合の目的は、ガレッジセールとバイキング。
早速皆さんが売りに出していた品物をチェックしました。


今回選んだ商品はこちら。
日本語の絵本です。



それぞれ5~10ランドと、とても安く買うことができました。

Japan Clubは、年に2回 会合が行われています。
日本領事館に滞在届を出している人であれば、会合のお知らせをメールで受け取ることができます。

2009年9月3日木曜日

人間と問題と歴史



Cape Town 市内にある「Slave Lodge」。
ここでは、ケープタウンの深い歴史を学ぶことができます。

Slave Lodge という名の通り、ここは、かつて奴隷として扱われた人たちが収容されていた所です。

ストーリーは、1652年、オランダの東インド会社が、ケープタウンに船の停留所を作ったことから始まります。それは「奴隷」の歴史の始まりでもあったのです。

東インド会社は、ケープタウンの土地を開拓し、事業を拡大し、会社を成功させるために、多くの労働力を必要としました。
そして彼らが労働力として目をつけたのが、現地に住む黒人の人たちだったのです。

黒人と白人という肌の色の違いを理由に、白人の人たちは黒人の人たちをコントロールしても良いと習慣づけられました。奴隷のシステムが始り、この収容所も作られました。
建築作業の全ては、奴隷たちの手によって行われたそうです。(1978年作業開始‐1979年完成)

奴隷たちは、結婚や自由な生活は認めらず、オーナーの所有物として売買されたり、過酷な労働を強いられました。
東インド会社の、ヨーロッパ、インド、東アジアでの事業が拡大するにつれ、
アンゴラ、西アフリカ、インドネシアからも、多くの人が奴隷として船で運ばれてくるようになりました。

彼らは、暗い船の底で、手と足を繋がれ、長時間敷き詰められた状態で船に揺られなくてはなりませんでした・・・
記録によれば、にげ出そうとした人は、見せしめのために暴行され、そのまま海に放り投げられてしまうのだそうです。


人間、自由、平等、敬意など、様々なことについて考えさせられるSlave Lodge。
私にとって、また訪れたい場所です。

Iziko Slave Lodge
+27 021 460 8242
Mon-Sat 10:00-17:00
Closed Sundays, Worker's Day and Christmas