2010年10月14日木曜日

ミックス

だいぶ昔のことなのですが、日本で国際結婚がテーマのテレビ番組を見ていました。
日本人女性とフランス人男性のご夫婦と、その子供たちがインタビューに答えていたのですが、その中で、長男の子が「僕はハーフでなくて、ダブルなんです。」と言っていました。
日本人と外国人の間に生まれた子を「ハーフ」と表現するのが、当たり前だった当時の私は、それを聞いて自分が恥ずかしくなりました。

2003年にロンドンで生活を始め、いろいろな国籍の人と出会ったことで、日本の一歩遅れた言葉の表現に、何度か気がつかされてきたのですが、子供を産んでから、さらに使う言葉に気を使うようになりました。

最近、日本が英語教育に力を入れているという情報をよく聞きます。
これから先10年は、もっと生活の中に英語が入ってくるようになるでしょう。
そのことで、ルーツや意味をあまり考えずに使っていた「カタカナ表現」が見直されてくるとともに、もっと国際色豊かな日本へと移り変わるのかもしれません。