人それぞれ様々ある。
その多様性を、社会がどう受け入れていくのか。
また、社会に受け入れてもらうには、各自どのように変化していくべきなのだろうか。
社会は常に流動しているため、昔は可能だったことが今では不可能だったり、昔は不可能だったことが今は可能であったりする。
周りを取り巻くものには様々な選択肢があり、人間が選択したことの組み合わせが、将来の世の中を築いていく。
核家族化が進み、身近に親戚が居なかったり、各家族のこどもの数が減るなど、このような時代の今、こどもたちを育てていくためのより良い環境作りは、どうしていくべきなのだろう。
課題は尽きることがない。
息子と通う、森のようちえんの「森ひろば」をきっかけに、こどもたち同士の様々なシーンを目にすることができる。私は、その一つ一つのシーンに可能性が詰まっているのではないか、と思わずにはいられないのです。大人が、もしその可能性を広げる手伝いができれば、世の中は少しいい方向に変わるのではないか。と。
もちろん、大人が先回りをして問題が起きないように防いだり、無理やり何かをさせたり、ということではなく、成り行きで起きたある出来事を通して、周囲の大人が上手にヒントを与えることができれば、新しいことに気付いたり、考え始めたり、あるいは、すぐには無理でも心に何か残すことができるのではないか?と思うのです。
大家族ではない今、こどもたちは、友達同士で学び合ったり、親以外から世話をしてもらう機会がだいぶ減ってきています。だからこそ、大人たちが意識を持って、時代に合った環境作りをしてあげる必要があるのでなはないか?と考えずにはいられません。
皆さんはどう思いますか?