2010年2月9日火曜日

バランス

日本の都会で働く人たちの多くは、
「遅くまで会社に残り、家に帰って寝て、次の日の朝早く会社に向かう」
といった生活を繰り返している現状があるようです。

知人の話によれば、長時間頑張って働いて、会社から評価されて、お給料を貰う生活を続ける結果、家で過ごす時間やプライベートの時間を持てない人たちが多いとのこと。
そして、お休みができると、日ごろのストレス解消のため、自分へのご褒美としてお金を使うのだそうです。

働く女性の中には、子供が欲しいと思っている人はたくさんいるようですが、
働きながら子育てをすることに難しさを感じ、実際に行動に移せない人もいるようです。
男性も、会社に拘束されることで、パートナーとの時間を過ごしたり、子供を作ったり、パートナーの妊娠期間中に一緒に学習したり、子供と遊んだりetc...
このような時間を作ることが困難なよう・・・

子供用品が高額で、子育てにかかるお金のことを考えると、なかなか子供を作ろうと踏み切ることができない人もいると思います。

高齢化社会の日本であるにも関わらず、子供の数がとても少ないことは、海外のメディアでもよく取り上げられ、経済マガジンでは、少子化問題は将来の経済破綻の原因になると評論家の人たちは述べています。

みんなで環境作りをしていくことで、みんなが出産や育児をしやすい世の中に変わってゆく。できるだけ早く手を打てば、不安のない、ポジティブな将来になるはずですよね。

主に、東京、横浜、ロンドン、バルセロナ、ケープタウンで生活をした私。
私の目から見て、都会に住む日本人は、生活と仕事とのバランスが極端に仕事に偏っているような気がします。

しっかり人生を楽しんで、しっかり働き、人を育てる。
こんな生き方ができれば、心も体も常に元気でいられそうな気がします。

皆さんはどう思いますか?